2023年の振り返りと2024年の豊富

2023年の振り返りと2024年の目標を決めたい。

ちょうど1年前の2023年1月4日にも同じ内容を投稿していた(偶然同じ日)。 take2405-first.hatenablog.com

今年も「1年の振り返りと新年の抱負」を投稿することにするが、去年と同様に内容は今後の自分に向けてのものとなっているので、読む方は注意。 (書いてみて思うのは、この記事を書く過程、数時間かけて1年を振り返るプロセスがとても意味あるものだなと思っている。)

2023年の振り返り

まずは、去年設定した目標をチェック

目標
1 インプットとアウトプットのバランスを意識する
2 英語を勉強する
3 奨学金を返済する
4 資産運用を学ぶ
5 「自分はなぜ生きるのか」を考え、進捗を年末に言語化すること

(数字=重要度ではない)

なるほどね.... σ(^_^;)アセアセ...

2023年の振り返り

プライベートな方まで書こうとすると内容が膨らみすぎてまとめきれないので、今の暮らしぶりだけ軽く記録しておく。

  • 池袋住み
  • 週3でジム
  • 週1で整体
  • 2週に1回テニス
  • 仕事は週40(本業)+10(副業)時間
  • 夜は読書を2時間前後(平日)
  • 出社は週2日程度
  • 睡眠は平均7時間

では、さっそくキャリア寄りな方面に限定して2023年を振り返ってみる。
(プライベートな方に2回ほど脱線して4000字くらいお釈迦になっちゃった🥺)

1. 内定承諾先を決める&入社する

これはやはり2023年一番大きなトピックだろう。 2022年時点では、大学院の中退決定と中退を前提とした内定を何社か持っているという状況だった。

その後、悩みに悩んだ末に現在の会社に決めた。後悔したことは一度もない。 多分1年前の自分も納得する選択だろう

2. 副業を始める

これは、1年前の自分は驚くかもしれない。 7月頃から副業を開始した。根本的に技術(プログラミング、コンピューターサイエンス、論理)が好きなので平日仕事でした上で、夜も休日も勉強してしまう。

どうせなら、その時間の一部を使ってお金を発生させようと思い副業を始めた。(その方が自分に入ってくる情報の入り口も広がる気がする)

やってみて思ったのは、思った以上に自分自身のマネジメント能力が求められるなぁ(時間的にもモチベーション的にも)という感じ。現状で大きく不満はない(自分の周囲の環境をこうしたい!という欲が出てきていない)ので、このまま継続していく。

3. 読書愛は引き続き

トータルで読んだ冊数は去年よりも多いと思う。数えてはいないが平均して月に1.5冊以上は読んでいる。

メインは技術的な本だが、一部資産形成、ファイナンス、歴史、経済、経営系の本も読んでいる。

知識が広がれば広がるほど、いろんな分野の知識が結びついていってどれも必要不可欠なものに思えてきている。もっと読書に時間を割けるようにしたい。

12月から少し読書のスタイルを変更した。理由としては、本の内容を一度の通読でより記憶に定着させられた方がコスパがいいと感じたからである。

具体的には、読むペースを落として代わりにしっかりとメモを残すようにした。メモをするぞ!という視点で本を読むことと、重要だと感じだときに手で書くという行為を目的としている。

しかし、一方で「難解な本を読む技術?」などで紹介されている読書法では1度目はスピード感を持って読み切ってしまい、2度目を読むことが推奨されていたので、自分なりのベストな読書術を見つけていきたい。

総括

今年は社会人になり、これまで趣味の延長線で突き詰めてきたものを、自分が生きるための武器として使い始めた年だった。

モチベーションは消えていない。むしろ増している。やりたいこと・考えることが増えすぎて、実行に移せていないものが多い気がする。それが僕の行動力が単純に足りていないだけかもしれない(周囲のギークな人たちを見ていると)。

キャリアはマラソンゲーム 長い目で俯瞰しつつ進めていくべきものだと理解しているので、焦りすぎず大きなミスをせずに努力を重ねていきたい。

2023年の目標の進捗

2023を振り返った上で、各目標の達成度を以下に出す

目標 達成度
1 インプットとアウトプットのバランスを意識する 40%
2 英語を勉強する 30%
3 奨学金を返済する 80%
4 資産運用を学ぶ 150%
5 「自分はなぜ生きるのか」を考え、進捗を年末に言語化すること 100%

「目標1」は、インプット量は足りていたのかもしれないがアウトプットが足りていなかったなぁと反省。また、インプットすべきもの(質)についても今思うと改善の余地があると思えるので40%。

インプットすべきものとしては、本だけでなくドキュメント、OSSなど色々なソースに時間を均等に咲くべきだったと思っている。もっと進めば論文まで手を出しても良い。まずは、OSSを読んでみよう。 あとは、インプットするときのやり方・スタイルについても見直してみよう。

「目標2」は、全然ダメ🥺
仕事柄英語の文献を読むことは日常的にあるので、口に出しながら読んだりできるだけ解釈してから翻訳したりと工夫はしているが、「単語」「文法」といった地道な学習が必要なところから逃げてしまっていた。

「目標3」は、結果だけ見ると奨学金を借りた時の返済スケジュールから何も変わっていない。つまり返済ペースは早まっていない。
ただ、言い訳をすると100%一括返済するだけの資金を今年1年で準備することはできた。ただ、お金に関して勉強する中で少し考えが変わり、返済を急ぐよりは資産運用に回した方が良いという判断に至り返済していない。
その気になればいつでも全部返せるので実質達成とも言っていいだろう。

「目標4」は、完全に達成している。かなり詳しくなったし行動にも移せているので、150%。
まだまだ知るべきことは多いし、終わりはないので継続して学習していきたい。

「目標5」は、自分の中で納得のできる意義を見つけられているし、一度言語化もしているので100%。
ただ、自分の成長に伴って変化していくものではあると思うので、これも継続して一生考えていくべきものだと思う。

総評

2023年は環境の変化が大きく、プライベートの充実に時間を要したり、社会人になったからこそ勉強すべきことなどについても勉強していたので「目標1・2」の学習面が少し弱くなってしまったのかなと思っている。
2024年は、身の回りの変化は2023年と比べて大きくないので自分の日常を洗練させていき、学習面をさらに強化していきたい。

2024年目標

2023年の反省と今の自分のやりたいことを踏まえ、2024年の目標は以下にする。

目標
1 月1冊本を読む。月末に読んだ内容から得た学びをブログに投稿する(2023年の目標1)
2 OSSにコントリビュートする(最低1回)(2023年の目標1)
3 個人でアプリケーションを1つ世に出す(2023年の目標1)
4 英会話を1年間続ける(2023年の目標2)
5 人前で話す経験(50人以上、10分以上)を3回以上する
6 資産を250万増やす

去年の目標設定は定量的に評価することが難しかったので、今年は反省を生かし、具体的な数値で出してみた。 さて、2024年も妥協しない1年にしよう。

社会人になってから初のhackathonに参加した

社会人になってから初のハッカソンに参加してきたので、備忘録として本投稿を行う。

ハッカソンとは、主にソフトウェア開発におけるエンジニアやデザイナー、プログラマーなどが集まり、一定期間集中的にアプリケーションやシステムなどを開発するイベントのことです(Wikipedia参照)。

今回は「エンジニアType」さんが主催の「 ChatGPTサービス開発ハッカソン」に参加しました。

type.jp

ハッカソンのテーマと評価軸

今回のハッカソンのテーマは、名前からわかるように「ChatGPT」を使用したサービスの開発です。

なので、最低限の条件としてマストなことは成果物に「ChatGPT」が組み込まれていること

あとは、審査員による評価軸として「イノベーション性」「事業としての成長可能性」「完成度」でした。(ハッカソンというよりアイデアソンの評価軸っぽい評価軸な気がする)

参加したモチベーション

これまで学生時代に何度かハッカソンに参加してきましたが、ここ1年半ほどは就職活動や新卒研修で忙しく、こういったイベントはご無沙汰でした。

最近ようやく環境の変化が落ち着き、「仕事とは関係のなく、短期間でゴリゴリアイデアを開発して作りたいな」という気持ちがあり、イベントを探していたところにちょうどイベントの情報が流れてきたので参加しました。

元々大学の同期6人で活動しているコミュニティがあり、現在3人が学生、3人が社会人という感じなので、社会人メンバーに声をかけて3人チームでエントリーしました。

実際に作ったもの

最終的に開発したものは、プレゼンテーション資料(いわゆるスライド)を自動生成するシステムです。

簡単にシステムの画像と共に説明していきます。

トップ画面

システムは簡単なWebアプリケーションとして開発していて、サイトを開くとまずこのトップ画面が表示されます。開発期間が圧倒的に足りないので、画面はカスみたいなデザインになっています。 ハッカソンあるあるですね。「最低限動く」ということを目標にMVPを実装していきました。

画面に表示されている「Generate New」というボタンをクリックするとスライドの生成ができます。

ホーム画面

スライド生成画面

トップ画面から写真の画面に遷移します。

この画面では、プレゼンテーション資料を作成するにあたって必要な情報を入力します。

入力する情報は以下のようになっています。

  • プレゼンテーション資料のタイトル
  • 原稿
  • 発表背景
  • 想定発表時間
  • 生成するスライドのフォントサイズ

[補足]

原稿:そのままの通り、プレゼンテーションの原稿です。とは言っても、しっかり原稿を考えろというわけではありません。基本的にプレゼンテーションを作成するときになって、「どんなことを話そうか」と考える人は少ないと思っています。ある程度頭の中に「話の流れや構成」、「どんなふうに説明しようかな」といったことはでき上がっていると私は考えており、それを入力してもらう欄になります。

発表背景:プレゼンテーションの内容に直接的に完成はしませんが、「どんな経緯で発表するのか」「どんなオーディエンスが想定されるのか」「どんな内容を重点的に伝えたいのか」などを入力します。

最後に「Generate」をクリック。

そうすると再びトップページに飛ばされます。

写真にあるように「generatied now...」という表示が増えていますね。

(個人的に「generatied now...」という表現には違和感がすごい... せめて「generating now...」)

これが先ほどのスライドが生成中である(生成が始まっている)ことを意味しています。

しばらく時間を置いてから再びサイトを覗くと、生成が完了している場合は「generatied now...」という文字がきえ、先ほど入力したタイトルが表示されるようになっています。

このタイトル部分(カード)をクリックすると生成したスライドを確認が可能です。

生成したスライドの確認

生成されたスライドのタイトル部分(カード)をクリックすると先ほどの生成画面と同じような画面に遷移します。

しかし、よくよく見ると「スライドURL」というものが追加されています。 これが生成されたスライドを確認できるURLになっています。

実際にURLに飛んでみると、こんな感じで生成されたスライドが確認できます。

以上が、今回開発したシステムです。

開発者的なつらみ

↑がシステムの全体的な構成です。

まぁ無難な感じですね。

ユーザーが操作するアプリケーションをWebで提供し、そのリクエストをREST APIで受け取り、DBに記録します。

スライドの生成には時間を要することが考えられたので、非同期的に生成リクエストのチェックを行い、それに伴ったスライドの生成を行うWorkerを立てていました。 Workerは、「GPTとのやりとりを行うもの」、「GPTのアウトプットをParseして、Google Slide APIを使用して自動でスライドに配置するもの」の2つを立てていました。

1つのWorkerでやってもよかったんですが、途中で処理が失敗した際のreloadのコストを考えると別プロセスとして独立させるべきだなと判断し行いました。(そもそもスライドの生成に時間がかかるのでタイムアウトになりそう。)

あとは、非同期的にタスクを実行する際にWorkerの起動の起点としては、メッセージングシステム(今回はRabbitMQ)の使用を考えていたんですが結局実装時間的にDBを仲介点としてそのまま使用しました。

つらみ1

今回、ChatGPTの使用がマストというところで、そもそもシステムにどう組み込むのかという点で悩みました。

最近出ているChatGPTを使用したサービスは、以下の2種類の大体が収まると思っています。

  • その会社で蓄えてきた事業ドメインの知識を食わせることで自動応答Botとして価値を持たせるもの
  • ChatGPTのインターフェースを音声、アバターなどを組み合わせてカスタマイズすることで価値を持たせるもの

超個人的な意見ですが、どちらのシステムにもあまり価値を感じていません。素のGPTを使い慣れている自分からするとGPTでいいじゃんとなってしまいます。(前者のドメイン知識を活用したBotには多少価値はあるなと思います。) ましてや短期間で、しっかりとシステムとして価値あるものを作れるイメージがわかりませんでした。

どうしても「それって、GPTじゃダメなの?」で玉砕されそうでした。

頭を捻りまくった結果として今回いけると思ったのが、スライド生成でした。

GPTに以下のような形式のプロンプトを渡しました。

クラス名: ClassName

インプットプロパティ:
- property1:propertyの説明
- property2:propertyの説明
- property3:propertyの説明

アウトプットプロパティ:
- property4:propertyの説明
- property5:propertyの説明
- property6:propertyの説明

メソッド:
    method1():~~~~~なメソッド
   method2():~~~~~なメソッド

    method1()メソッドの手順:
        説明

    method2()メソッドの手順:
        説明

このように、ClassNameクラスは、入力として~~~~~を受け取り、~~~~する抽象クラスです。具体的な実装や具体的な自然言語の処理方法は省略されていますが、この抽象クラスを実際のプログラミング言語で具体化することで、具体的な動作や出力を得ることができます。

さて、あなたはClassNameクラスです。インプットプロパティを渡すので、余計な言葉は省いてアウトプットプロパティだけ出力してください。

まずユーザーがメッセージを送るので、それをインプットプロパティに渡して、ClassNameの結果を返してください。

これによって、GPTがユーザーが入力したプレゼンテーション背景などを加味した上で、発表時間に適切な枚数のスライド分のサブタイトルと記載する内容、発表時のスピーカーノートを生成してくれるようになります。

このような曖昧な自然言語を解釈し、目的のアウトプットを出してもらう。そしてそれをプラスαでスライドとして加工してユーザーに提供するという点にシステム的な面白さとGPTを組み込む価値を見出すことができました。

つらみ2

今回作成したGPTのプロンプトは、gpt4を使用して作成していました。そのプロンプトをもとにOpenAIのAPIを使用しようと試みたところ問題が起こりました。

APIでまだgpt4が提供されてねぇ...」

正しくは、事前にwish listに登録している必要がありました。間違いなくハッカソン機関には間に合わなそうです。試しにgot3.5で実験したんですがプロンプトを解釈することもできませんでした。

どうしようかと頭を捻らせたんですが、最後の手段として chrome extensionを作成してブラウザを自動操作することで、ブラウザ経由でgpt4を利用することに決めました。

僕が、ChatGPT Plusに登録していたのでブラウザ経由からはgpt4を使用可能でした。ChatGPTのHTMLを確認し、プロンプトの入力を行うテキストエリア、送信するボタン、生成結果の表示される要素それぞれのClassNameやidを特定し、持っているvalueの監視、valueの入力、eventの発火をしました。

これによって、プロンプトを入力し、送信、結果を生成待ちして生成が終わったタイミングでdbに送信する。

ということを自動でできるようになりました。本当につらみでした(本来想定していた工数から大きく乖離)。

つらみ3

最後のつらみは、Webフロントでした。

今回は、TyprScript・React・Ant Designといった構成でフロントは作成しました。 今回のチームメンバー全員がメインで触っている技術はWebではないので、簡単なWebアプリケーション1つ作るのも大変でした。

例の如く状態管理が大変だった、、、、

あとは、デザイン力が乏しいなと思いました。とはいえ、デザインを凝ったとしてもハッカソンの短い開発期間で実装できるかと言われると怪しい、、、

ハッカソンは結局目に見える部分が結果を大きく左右すると思うので、今回僕たちのチームは裏側の処理は頑張ったんですがフロントは結構やっつけだったので、「うーん」という感じでした。

Webももっと強くなりたい。(それかいい感じのUIをぱっと作れるiOSや他プラットフォーム上のBotとして作ってもよかったのかもしれない。工数的にも)

まとめ

色々困難や反省はありつつも結果的に動くものを作り上げることができたのでよかったです。

ハッカソンに参加したモチベーションである「仕事とは関係のなく、短期間でゴリゴリアイデアを開発」という意味では十分達成できたと思っています。

他チームの発表を見て、まだまだ触ったことのない技術(音声認識VRアバター)を組み合わせているチームがあり刺激をもらえたこともよかったです。

自分はどうしても技術者として自分の扱える技術からアイデアをひねりがちなので、そういった意味でも思考が広がったと思います。

また今回スライドを作成するにあたって使用したGoogle Slide APIなどは初めて触ったので、学びでした。 社会人になってから初のハッカソンでしたが、本業で身につけた知識が生きる場面もあり成長を実感できたことも学びです。

次は10月のハッカソンの参加が決まっているので、それまでにもっと強くなっておきたいと思います。

2023.01月振り返り

注意

  • このブログは将来の自分をメインの読者と想定して書いている(逆に自分以外が見ることをあまり想定して書いていない)

  • 方針として、思いついたことをそのまま殴り書きしている

初めに

年が変わったなぁと思っていたのに、気づけばもう2月も中旬

本当に時が過ぎるのが早い....

ちょっと遅くなってしまったが、1月の自分を振り返っていく

1月の振り返り

1月に起こった出来事を思い出してみる

  1. 上京

  2. 就職先決定

  3. 就職先でフルタイムで就業開始

それぞれの出来事について詳細に振り返っていく

1. 上京.

まずは、上京した。とはいっても、引っ越して正式に住民票を移すのは2月の末を想定している。

じゃあなぜ上京なのかというと、2023年1月4日まで実家で過ごし、そこからずっと東京のホテルで寝泊まりして、仕事をしていたからである。ほぼ1月の9割は東京にいたし、これからはずっと東京にいるので上京でいいだろう。

ホテル暮らしと言えば、羨ましがられることが多いが流石にうんざりしている。仕事もリモートワークOKなのに、ホテルのネットワークセキュリティ的に毎日出社しないといけないし、どうしても気が休まらない。早く家が欲しい。

1月中旬に満足できる家を見つけることができ、3月頭からその家で暮らすので、新生活が待ち遠しい笑

家賃は9万ぐらいするが、まぁ仕方ないと思っている。普通に23区内でかなりアクセスがいいと思うし、間取りも1LDKで探していたので条件的にはかなり格安な方だと思う。正直10万ぐらいまでは出しても仕方ないのかもとか思っていたけど、なんとかなってよかった。

エリアもかなり治安がいいし、毎週のように治安調査と内見をした甲斐があった。もう2度と繁忙期の引っ越しはしたくない。

平日は、仕事終わりに物件探し、土曜は内見&治安調査、日曜はカフェで読書という生活だった。

あとは、飲み会の回数が増えた。

とは言っても、会社の上司、疎遠になっていたインターン先の同期、大学の友人とふざけつつも真面目な議題について、酔ってしか話せない本音で語り合えた(普通に頭の悪い話ももちろんあった笑)。

毎週日曜は、ホテルにいたくないという気持ちもあってカフェ巡り&読書デーだった笑。 東京はカフェが無限にあるし、地方と違ってアクセスが良い点が良い。 東京出身の友人やネットで知ったカフェにふらっと入って本を数時間読んで帰る日曜だった。何気に毎週東京に来てよかったなと思う瞬間はこれだと思う笑

2. 就職先決定

就職先を決めた。内定をもらってから数ヶ月承諾先を悩んでいたがついに決めることができた。

自分は、Webエンジニアという職業につく。この職業は自分が思うに何にでも触れられる職業である。

  • 飲食系に関わりたかったら、クックパッド、クラシル、etc...
  • お金に関係する問題を解決したかったら、マネーフォワード・freee、etc...

本当になんでもできる。プログラムを書いて、サービスを作り上げていくという点は同じで、あとはどの領域に日々の業務でコミットしていくかぐらいの違いと思っている。(もちろん技術的な違いもある。高トラフィックなシステムを構築したいから広告がいいといった技術専攻の指向性の人もいるだろう)

僕は、自分がどの業界に自分が関わりたいのか・自分が「こうなったらいいなぁ」と思う世の中にするために必要なシステムを提供している会社に入ろうと決めていた。

過去のブログでも記載したが僕はたくさんの企業を周り、たくさんの業界を見てきた。

その中で、

  • 人々が感じているお金に関する課題の解決を目指してサービスを展開している会社
  • インターネットの普及によって変わる時代の中での孤独感やコミュニケーションの形をより良くしようとする会社

の2つが自分の感じている課題感にもっとも親和性が高く、就職するならこのどちらかだろうと数ヶ月間悩んでいた。
しかし、それは正月実家に帰った時に自分の中で決まった。家族と話していて、「こんな世の中にしてやる・できる会社に入ってやる」と思った。

それは、「インターネットの普及によって変わる時代の中での孤独感やコミュニケーションの形をより良くしようとする会社」だった。

今は、エンジニアという職種だが別にそれにこだわっているわけじゃない。自分が描いている社会・今の社会の課題をより良い方向に変えられるポジションを僕は目指すことに決めた。

このブログの最後でもう少し深く書いておこうと思う。きっと数年後には今の気持ちを忘れてしまうだろうから。

3. 就職先でフルタイムで就業開始

大学院に退学届を出し、やることもないので内定先で、他の社会人と変わらずフルタイムで働いた(もちろん仕事内容の責任などは少ないが)。

内定承諾するかどうかの判断材料として、アルバイトに参加させてもらっていたが、最初の1週間で承諾し、そこからは入社予定者としてより責任感を持って働いた1ヶ月だった。

本当に毎日が楽しい。勤務時間の8時間なんて体感3時間もない。気づけば日が暮れて仕事が終わってしまう。本当に楽しい。

もちろん辛いというか、気持ちが落ち込む瞬間もあるがそれ含めて楽しい。本当に自分がやりたいこと・自分の目標に向けて、脇目を振らずに全力投球できているこの時間を大切にしたいと思う。成長の結果、思考性が変わってきたらそれに合わせて自分の身の振り方もどんどん変えていきたいしそれができる会社だと思う。年齢や立場なんて気にせずどんどん自分の存在感を出していきたいと思う。

今年の目標達成に向けて

インプットとアウトプットのバランス

あまりブログなどにアウトプットとして出せてはいないが、毎日コードを書いて、レビューでボコボコにされて、調べて直してといいバランス感でできていると思う。ただ、トータルで見ると今はインプット期間だろう。もう少ししたら仕事も読書もアウトプットしていきたい。

英語を勉強する

あくまでの英語を話せるようになることが目的なので「リスニング」「スピーキング」が大事だと思っているし、文法は最低限高校生レベル+αは既に頭に入っていると思うので、あとは耳から入る英文から自然に身につけたい。 それに向けて、とりあえず毎日1時間以上リスニングはしている。 問題はスピーキングである。ホテルにいるので、廊下に音が漏れてしまうので声を出してスピーキングができず、英会話もできていない。引っ越しが完了するまではリスニングを意識していくことにする。

奨学金を返済する

これは全然できてない。むしろ引っ越しでめっちゃ金がかかる笑

家賃が9万だと入居の初期費用だけで50万、それに荷物の引越し代+新規家具代がかかる。マジで100万飛ぶやんけ...とか焦ってるので奨学金が一旦Wipとしている。

資産運用を学ぶ

これは年末年始に株投資について本を2冊ほど読んだ。基本的な部分は抑えたと思うので、まずは実践あるのみ。引っ越しが落ち空いたら小額で少しずつ経験値を得ていきたい。

「自分はなぜ生きるのか」を考え、言語化すること

これは、先ほど書いた「就職先決定」の理由と通づる。正直1月時点の自分は、もう満足している。去年からずっと考えていたこの問題は、今の自分は納得できる答えを持っている。また、納得できなくなったら再考したい。

今の自分の「生きる意味・働くモチベーション・就職的決定理由」について

昨年の秋に家族から急に真面目な話があると電話がきた。てっきり、年金とかそこらへんの話かと思って電話に出たが、その内容は大きく自分の予想と違っていた。

簡単な話、病気が発覚したという内容だった。

病名を聞いた瞬間「マジか」というのが心の声だった(後から調べたら割と自分が思っていたよりは治るらしい)。

しかし、最初は頭で理解する前に涙が止まらなくなって、話せなくなった。そんなことは初めての経験だった。当たり前にずっといるものだと思ってたし、前の日にちょうど友達と「親孝行したいなぁ」なんて話していたばかりだったので、本当にクリティカルヒットだった。

泣いてることをバレないように頑張ったけど急に10分以上無言になったから普通にバレバレだっただろう笑

その時の感情がすごい面白かったなと思った。 最初は「悲しい」だったのが、頭でその事実を理解したあとは「怒り」だった。 何もできない・返せていない自分とどうしようもない状況にめちゃくちゃムカついた。

年末、しっかりと抗原検査もして、自粛した上で帰省した。そこで久々に家族と面と向かって話している中で、今の自分の「生きる意味・働くモチベーション・就職の決めて」が見つかった。見つかったというよりも、元々あった思いが明確になった。

先ほども書いたが、「インターネットの普及によって変わる時代の中での孤独感やコミュニケーションの形をより良くしようとする会社」に決めた。

もっと言えば、「離れていても家族だったり自分の大切な人と繋がれる・支えられるサービス」を作る・そのために必要なことを得られる会社に決めた。

また、これは自分に限った話じゃなく、世界的に必要とされているものでもあると思う。最近この年になると「生きる意味」「生きがい」といったワードが友人との会話で出ることが増えた。また、世間でも「孤独死」・「自殺」・「うつ病」と言ったワードをよく耳にする。これは、日本に限った話じゃない。アメリカは日本以上に「自殺」の増加率が大きい(国ごとの自殺の判断基準・医療制度にもよるが)。

おくまでも持論だが、コミュニケーションの形が変わっている今、人々の家族・友人のつながり・支えの形、感じ方も変わっていっているからだと思う。アリストテレスがいったように「人間は社会的な動物である」と最近本当に感じている。

だからそれがなくなってしまうと辛くなる。だからインターネットを介して「心がつながる」世の中になるようなサービスを作りたい。

これが、今の自分の「生きる意味・働くモチベーション・就職的決定理由」である。

2022年の振り返りと2023年の豊富

2022年の振り返りと2023年の目標を決めたい。

本当はこの記事は2022年の末から書いていたが、公開する事はやめて自分の中だけにとどめて置くことにしようと考えていた。

しかし、公開する。自分に甘える瞬間を減らすため。

この記事は自分に向けてしか書いていない。

2022年の振り返り

ゼミで2022年の目標を設定していた。 すっかり忘れてしまっていた。意味があったかどうかは考えないでおく

2022年の目標

今年出来事を振り返る。

1. 大学院入学&中退

以前の記事で書いたが、1年前の自分に今の状況を伝えたら腰を抜かすんではないだろうか。 「どんどん環境を変えていく」という目標を設定はしたが、まさか学校を辞めるとは思ってもないだろう笑。

1年前の自分が想像した1年後の自分よりはるかに良い状況になっているので結果オーライ。 1年前の自分が感じていた不安は全て解消したし、望んだ状況よりももっと先にいる。 take2405-first.hatenablog.com

2. 読書に目覚める

読書に目覚めた。本を読むのが退屈で仕方なく必要な参考書などを読んでいたが、読書の有用性に気づいてしまった。
たった数千円で、筆者が数年・数十年かけて得た経験や知識の本の1%でも得ることができるならめちゃくちゃ安いものだと気づいてしまった。 この習慣は続けていきたい。読書嫌いの自分が読書家になったマインドセットをブログにしてみても面白いかもしれない。

3. 憧れの東京で暮らした

田舎で生まれ育ったので、幼い頃から漠然と東京(都会)で暮らすことに憧れがあった。いずれ就職して東京に住んでやると意気込んでいた。 あと数年で上京できると思っていたが、思いもよらない形で今年は4ヶ月間東京で過ごすことができた。これはもはや観光や旅行ではなく、暮らしたと言っても過言ではないだろう。

余談

東京での4ヶ月は連続ではなく、「1ヶ月東京で暮らして北海道に帰って、また1ヶ月後に東京に来て」という感じでインターンの都合によるものだった。

最初の1ヶ月は、本当にハードだった。1週間前にインターン(東京行き)が決まり、急遽準備を進めた。 時給は2500円と当時の自分からすると破格だったが、移動費や宿泊費が出なかった。そこで、出費を抑えるべく激安のアパートをネットで予約し住んだ。

オフィスが銀座だったので、アクセスの良い場所の中で一番安いところを選んだ(それでも月11万)。これがミスだった。
脱衣所はなく(シャワーを出るとなんと地面(玄関))、部屋の広さはキッチン・シャワー・トイレを含めて8畳もなかった。無駄にベットがダブルベットだったので歩くスペースは4歩分もない。しかも壁は薄く、朝と夜には隣人のよくわからん外国語が響いてくる。プライベートなんてあってないような環境だった。
ただでさえ外の人の多さに慣れてないのに、家に帰っても気が休まらない。精神的に不安定な状態だった。
しかし、人間の適応力はすごくて2週間ほどで何にも感じなくなっていた。久々に北海道に戻ると部屋が広過ぎて逆に落ち着かなくなってしまっていた笑。

後の東京生活は3ヶ月しっかりホテル生活を送った。ホテル最高。

4. お金を稼いだ

月50万稼いだ。稼いだというのは、自分の収入としてだ。もちろん毎月ではない。1ヶ月だけ、しかしその後も毎月30万前後は稼いだだろう。

稼いだ額はあまり重要じゃない。お金を稼げた事実が重要だった。

自分の好きなこと、やりたいと思えることでお金を稼ぐことができた。お金が稼げたということは、今の資本主義社会においてそれが世に求められているということだ。価値があるということだ。本当に自分が運が良いと思った。天職に限りなく近い場所に最初から辿り着けた。

自分はこのまま自分のやりたいことを突き詰めていけば良いんだという安心感が得られた。 同時に自分のやりたいことをもっと洗練させていく必要性も感じるようになった。

総括

今年は、人生で1番あっという間の年だった。というか、年々体感時間が加速している。 「全力少年になる」という目標をすっかり忘れてしまってはいたが、結果的に全力の1年だった。

常に自分の現状を確認し、必要な修正と変化し続けたと思う。間違いなく世間一般の「22歳・大学生」のイメージとはかけ離れた1年を経験することができた。

人と違ってなんぼだと思う。妥協した人生は歩むな。リスクを考える前に行動しろ。自分の望んだことを実現するための圧倒的な努力をしろ。

今年の反省点を考えてみる。

  • 食生活:出費の半分以上が食になっている。いい加減自炊を再開する。

  • 運動不足:3日間家から出ないとかザラにあるので、外を歩く習慣を身につける。

  • 意思の伝え方を洗練させる(思考をより正確な言葉にする)

先日、面接のフィードバックで意思の伝え方を指摘された。

AよりもBが良いことを伝えるとき、「Bは◯◯だからAの方が良い」という伝え方と「Aは◯◯だからAの方が良い」という伝え方がある。

この違いがわかるか?

前者は今までの支え方である。前者は、Bの「劣っている点」・「デメリット」を挙げてAが良いということを伝えている。しかし、後者はAの「良い点」・「優れている点」を挙げることでAの良さを伝えている。 Aの良さがわかっているし、それをもとに判断しているのに、伝えるときに他方を落とすことで結果的にAが良いことを伝えてしまう。これはきっと自分がメリットよりもデメリットを重視してしまうがゆえだろう。

こういった些細な癖は良くないし、他にもたくさんだろう。なかなか治すことができてないので意識したい。

こういった微妙なニュアンスの違いの積み重ねが自分への信頼・印象など巡ってくる機会を形成していると感じるので、より充実した毎日を送るためにも心がけたい。

2023年の抱負

インプットとアウトプットのバランスを意識する

インプットとして月2冊以上の読書を行う、アウトプットとして、月1以上のブログ更新を行う。また、アウトプットはカンファレンスなど技術イベントでの登壇や社内発表もカウント可能とする。

英語を勉強する

TOEICで750点以上取れればOK。2ヶ月で590点取れたので(TOEIC IPだが)、普通に1年あれば余裕だろう。

  • 英会話を再開する
  • 外国籍の友人を作って一緒に遊びにいく

補足:点数が目的ではないので、TOEICのための勉強はしないこと。生きた実践的な英語を学ぶこと。もし、英語を学ぶ必要を感じなくなった場合は、放棄してOK。そんなことはないだろうけど

奨学金を返済する

1年で奨学金の50%を返済する。

資産運用を学ぶ

株式取引を行ってみる。奨学金換算まで多額の投資はできないので、試験的に少額で経験を積んでみる。

補足:利益を得ることが目的ではない。資産を銀行だけでなく分散させるために優良株、有望株を見極められるようにする必要がある。

「自分はなぜ生きるのか」を考え、進捗を年末に言語化すること

2022年は就活を通して自分自身について知り、この先の人生について考えることが多かった。というか、常に考えていた。しかし、「自分はなぜ生きるのか」という疑問のまともな答えは見つかっていない。 2023年も引き続き「自分はなんのために生きるのか」を考え続ける。

最近非常に参考になるフォーマットを見つけることができた。

人生とは

答えは見つかっていないが、絶対にぶらせない価値観はいくつか見つかってきている。最終的に見つけたものもすぐに違和感を感じるようになるだろうが、それで良い。その時々で自分を納得させられればそれで良い。

iPad Air で十分だろ?と思いながら Kindle Paperwhite 買った結果

こんにちは。今月2本目のブログです。

今月はあと1本「2022年の振り返りと2023年の目標設定」について投稿しようと思っています。

今回は、先日開催された「Amazon ブラックフライデー2022」で購入した Kindle Paperwhite(第10世代) についてです。

 

今回僕が、購入したのはKindle Paperwhite という電子書籍リーダーです。画面フィルムやカバーがセットのタイプで 23000円 から 18000円 ほどになっていました。

Amazon.co.jp: 【セット買い】 Kindle Paperwhite 16GB 広告なし 電子書籍リーダー【純正ファブリックカバー (ディープシーブルー) +保護フィルムセット】 : Amazonデバイス・アクセサリ

 

 購入動機は単純で、「友人が持っていて絶対に買ったほうが良いと言っていた」「安くなっていた」からです。

 

僕は、普段小説や思想本など読むだけのもの(メモを書き込んだりしないもの)は電子書籍で購入し、iPad で読んでいました。iPad を使用していて、特に不便を感じていなかったので「買う必要あるのか?」と半信半疑のまま購入しました。

しかし、購入して約3週間使用した今は「絶対に買ってよかった」と思っています。

 

その理由を紹介していきたいと思います。

 

買ってよかった理由

1. 軽くて画面サイズがちょうど良い

まず、重量を比較してみましょう。

Kindle Paperwhite:213g

iPad Air (第4世代):458g

調べてみて驚いたんですが、なんと重量差は 245g です。個人的に「それしか変わらないの?」と驚きました。

片手で持ってみると体感的にはもっと重量さを感じます。圧倒的に違います。

 

次にサイズを比較してみましょう

Kindle Paperwhite:11.7cm × 16.9cm × 9.1mm

iPad Air (第4世代): 17.8cm× 24.7cm × 6.1mm

参考 iPad mini:13.4cm × 20.3cm × 6.1mm (300g)

縦横ともに6〜8cm程度違います。

iPad miniを買えばいいのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、値段が全然違います(iPad miniの方が倍高い)。また、iPad mini は本を読むには確かに良いかもしれませんが、他のiPadユースケース(論文を読む・ノートをとるなど)で使用感が低下することが考えられます。

 

これらのサイズ感と重量の違いは大きくて「片手で難なく長時間使用できる」か「両手で持っていないと辛い」というぐらい違います。

「就寝前にベットで横になりながら本を読むとき」や「ソファーでくつろぎながら本を読むとき」に格段に楽になりました。というか、iPadを使用したときは片手では使用できないので基本的に机でしか電子書籍を読むことができませんでした。

ストレスなく読書できるシーンが増えたことは、個人的に大きな恩恵を感じています。

あとは、サイズが小さいので外出時に持ち出すハードルがめちゃくちゃ下がりました。

 

2. 防水だった

買ってみてまたまた驚きだったんですが、なんと防水設計のデバイスでした。以前はiPadを防水ケースに入れ風呂場に持ち込んでいましたが、Kindle Paperwhite は容赦無く風呂場に持ち込むことが可能です。

また、防水ケースを使用すると水滴で誤動作が多くなってしまいますが、その心配がないことも大きなメリットに感じています。

半身浴+読書がすっかり習慣化されてしまいました。

 

3. その他

余計な機能を備えていない

iPadはどうしても他のアプリケーションからの通知などが目に入り集中力を削がれてしまうことが多々ありますが、その心配がありません。

ブルーライトがほとんど発生しない

Kindle Paperwhite の画面は反射式表示なのでブルーライトがほとんど発生していません。あまり実感はないですが、数年の積み重ねを考えたときの「目への負荷」や「就寝前に目を覚さないこと」の効果は大きいのではないかと感じています。

 

最後に

以上が、Kindle Paperwhite を買った感想のまとめでした。

1点気になるところとしては、今回 Kindle Paperwhite と保護フィルム、カバーをセットで購入しましたが、Kindle Paperwhite 本体のみの購入でもよかったかもと感じています。

カバーを付けてしまうとデバイスの厚みが増し、片方で持つ時のストレスが大きくなってしまうので、家ではカバーは使用せず外出時のみカバーを使用しています。

良さそうだなと感じた方はぜひ購入してみてはいかがでしょうか?読書週間のある方であれば確実に買ってよかったと感じるはずです。

大学院中退という判断に至るまで

久しぶりの投稿になります。

 

今日大学に退学願を提出しました。

 

なので、僕の「大学院進学を決めてから大学院を辞めるまで」をここに記録しようと思います。

※本記事における記載は、全て個人の見解です

※ざっと書いているので、誤字脱字・不適切な表現は目を瞑ってください

 

この記事を書くモチベーション

  • 将来の自分に向けて
    今の自分を将来振り返れるようにするためです。
  • 今後同じような選択をしようとする人に向けて
    あまり自分について発信することが得意ではないですが、あえてデジタルタトゥーになりそうな(きっとなるであろう)ブログとして残すことにしました。
    「学校を辞める」というワードを聞くと悪いイメージが世間一般では先行すると思いますが、今後自分と同じような選択を考える方を支える1つになればと思います。

概要だけを知りたい方へ

完結にまとめると以下のようになります。

Q:なぜ大学院を辞めるのか?

A:大学院に進学した目的を達成したと感じたから

Q:大学院に進学した目的とは?

A:学生でいられる期間を伸ばすため、社会人として働く前に時間が欲しかったから

Q:なぜ学生でいられる期間を伸ばしたかった?社会人として働く前に時間が欲しかった?

A:学部3年の12〜2月に就活を行ったが、そこから予想できる自分の将来に対して納得できなかった(漠然とした不安と迷いを感じた)。自分の実力不足と自己理解不足を感じたから。

詳しく知りたい方へ

続きをお読みください。 僕が、大学院進学を決意してから大学院中退までの2年間を時系列に沿って紹介しようと思います。

もしかしたら成功体験のように受け取られる方がいるかも知れませんが、本来(大学の)4年間でたどり着けたでろう(辿り着きたかった)結論に、怠惰のせいで遠回りをしてしまったという内容です。

自己紹介

(2022年現在)僕は、北海道にある公立大学修士1年です(でした)。

年齢は23歳、趣味は運動・サウナ・読書です。

大学ではコンピューターサイエンスについて学び、ラーニングアナリティクスのテーマについて研究していました。

現在の状況としては、退学願を提出したばかりです。すでに学費を払っているので、年度末まで籍は置こうと考えています。

大学院進学を決意する(学部3年12~2月)

僕が、大学院に進学を決めた理由は「就職までの期間・学生でいられる期間を伸ばすため」です。

学部3年の終わり、周りで就活の話題を耳にする増えてきたのでなんとなくエンジニアとしての就職を考えていました。

それなりにプログラミングに取り組んでいたし、プログラミングが好きだったのでこの判断に間違いはないだろうと考えていました。

そして、学部3年の12月~2月にかけて就活をしました。3、4社選考を受けましたが、結果的に全て辞退しました。

選考を辞退した理由

その当時は、「今の就活から予想できる就職先、そこから続く自分の将来」に対して漠然と不安と迷いを感じて辞退しました。

約2年たった今、その「不安と迷い」を言語化がすることができたので、以下に記載します。

 

「ここで働きたい」と思う企業が見つけられていない

この頃受けていた企業は、どれも就職支援サービスの方から紹介を受けた企業で自分の意志はほとんど反映されていませんでした。業界・企業分析が不足していました。

 

自分について知る時間が不足していた

面接の中で聞かれる「キャリアビジョン」や「就活の軸」に対して、自信のある答えを持てていませんでした。

その曖昧さは自分の将来に対する不安感を煽る原因となっていました。

 

なんとなく選んだ企業・内定がとれたからという理由で就職はしたくない

「大学まで進んで当たり前」という考えが日本では一般的になりつつありますが、自分はそうは思っていません。4年間大学に通わせてもらった結果、最終的にそういった曖昧な結果を出すことに納得ができませんでした。

また、なんとなくで決めた業界、職種、会社で働いた場合、ミスマッチは絶対にあると思います。おそらく僕は、仕事に対してモチベーションを長く保つことはできないと思いました。

(新卒入社3年以内の離職率が3割を超えている理由もこれと因果関係があると思います。)

 

仕事の目的をお金を稼ぐことにはしたくない

今後、人生の約1/3という膨大な時間を費やしていく仕事の捉え方、今後数十年働く目的について考える時間が必要でした。

 

求められるレベルに納得できなかった

僕が受けていた企業はどこもプログラミング未経験の方も採用している企業でした。

それ自体が悪いということはありません。しかし、一定のレベル(プログラミング経験)が要求される会社に入りたいと感じました。

求められるレベルは、企業の成熟度、ビジネスの大きさに関係している考えており、入社後に得られる経験、見える視野、その先のキャリアに大きく差を生み出すのではないかと思います。

 

以上が、漠然と感じていた不安と迷いの正体でした。

「不安と迷い」の正体が分からない当時の僕でも、圧倒的に実力と分析が不足していることだけは分かりました。納得できる将来を選択するため、学部3年の2月末に大学院進学を決意しました。

今焦って就職するよりかは、大学院に進むことが得策だと考えました。また、研究に対して熱中するという可能性もありました。

 

余談

大学院進学の判断は、学部時代の成績が大学院への推薦要件を満たしていたことも要因の1つだったと思います。入試の学力試験免除・入学料免除があったので、進学するための労力はほぼ0でした。

 

大学院入学までの1年間(学部4年)

進学を決めてから入学までの1年間は、準備期間にしました。

就活をしてみて感じた実力不足・分析不足を埋めるためです。

 

具体的には以下のようなことをしました。

実力不足に対して

  • アルバイト(仕事)としてプログラムを書くことで実務経験を得た (実務経験があるという実績づくり+技術的な成長を目的とした)
  • プログラミングコンテストに参加し、成果物を作った (結果的に国内最大規模のコンテストで賞を取れたり、地方のハッカソンで優勝できたりと実績も生まれた)
  • 自分の行動・行動原理・結果を残すために、ブログを始めた

自己分析不足に対して

  • 自分の人生を振り返った (苦い思い出を意識的に振り返った。楽しい瞬間よりも辛い瞬間にこそ自分弱さ、価値観を知ることができるような気がしたから)
  • 現役のエンジニアの方々と会話する機会を作った (実際に社会で働く人と話し、共感できる考え方・表現を参考にすることが、自分の思考を言語化する効率の良い方法だった)

企業分析に関しては、大学院に進んでからインターンシップの選考を通して行えば問題ないだろうと考えていました。

 

1年の準備期間を経た結果、実力不足と自己分析不足を多少補うことができました。

エンジニアとしては、学部4年の2月まで北海道のIT企業で週20時間ほどの勤務させていただきました。その後は、春休みを利用して東京のより規模感の大きい(上場済みくらいの)企業で1エンジニアとしてフルタイムで就業させていただけるようになりました。

大学院入学後(修士1年)

大学入学後は、春休みから引き続きほぼフルタイムで就業しつつ、大学院生として講義、研究に取り組みました(両立できていたかと問われると怪しい)。

スケジュールはタイトでしたが、エンジニアとして求められるハードスキル・ソフトスキル両方において成長を実感する機会が増えました。

収入も増え、学費や生活費を自分で払えるようにもなりました。

(在学期間は、大学の忙しさによって上下はあったものの月30万弱は稼げていた気がする。)

 

5月頃になると1年間の成果を出す最初のタイミングであるインターンシップ選考が本格化しました。(情報戦として、企業とのコネクションは3月から意識的に作っていました。)

エンジニアのインターン選考は、一般的に4次or5次選考まであります。

例)
1:エントリーシート
2:コーディングテスト
3:人事面接
4:エンジニア面接1
5:エンジニア面接2

「日本で知らない人はいないだろう」というレベルの大企業から成長途中の企業までエントリーしました。結果的には、12社受けて10社合格でした。思っていた以上の成果でした。

 

春休みから働かせていただいていた企業を5月末に退社し、サマーインターンという枠組みで6月の頭から複数の企業さんを短いスパンで転々としていきました。

複数の企業で働き、現場で活躍されてる方々を見ることで、自分の人生の目標、そのためのキャリアビジョン、必要な企業選びの軸が見えてくるようになりました。

 

本当にしたいことが明確になっていくにつれ、今学校で学んでいること・今後卒業までの間で学べることは、自分にとって価値あるものか?わざわざお金と時間を投資して学ぶことか?と違和感を感じるようになりました。

大学院を辞めるという考えが自然と芽生え、現実味を帯びていきました。

 

数ヶ月後、怒涛のインターンがひと段落した9月末から本選考を受け始めました。

そして、10月には大学院を中退することを前提として内定をいただくことができました。

その後も、他の志望度の高い会社さんから内定をいただくことができ、就活の終わり(大学院に進学した目的の達成)が見えました。

 

そこから中退の手続きをするまではあっという間でした。

 

指導してくれた教授や心労をかけた家族に対する申し訳なさはありますが、自分の判断を優先することにしました。

 

最後に

なんとなくパソコンが触りたくて、地元周辺の国公立大学から選んだ大学でした。しかし、今思うと最適な選択だったと思います。

僕が書いている文字列(プログラム)が、インターネットというプラットフォームを介することで、予想もつかないたくさんの人に価値を提供している・できるかもしれない。

この可能性に僕はめちゃくちゃ魅力を感じていますし、自分が視野に入れていた大学の中だとここでしか専門的に学ぶことはできなかったと思います。

 

以上が大学院進学を決めてから中退するまでの流れです。

大学院に進学したこと・中退することどちらも間違っていたとは思っていません。

(これらの判断が正しかったと今後証明していきます。)

ありがとうございました。

不安になるたびに通っていた場所

近況報告

こんにちは take2405です。

最近HHKBを入手したのでたくさんタイピングしたいなと思い、5月前半の近況を報告することにしました笑

 

1. インターンの選考が結構落ち着いてきた

現在も、まだ4、5社はインターン選考中ですがピークは超えたのかなという印象です。  自分はたくさんインターンにエントリーしていると感じていて、実際

 

受けすぎじゃない?そんなに受けて全部出れるの?と言われることがあります。

 

合格したインターンに全部いけるかはわからないです。

 

語弊を招きそうなので、説明すると受かったインターンには可能な限り全部参加するつもりですし、興味のないインターンは受けていないです。ただ、日程的にどうしても厳しい場合は辞退も考えています。

ただ、辞退は倫理的にちょっとどうなの?とは自分でも思うので、可能な限り辞退したくないですね。

 

自分としては、エントリーの段階で

 

「他の受けようと思っているインターンと日程が被ってるからエントリーできない」

 

という思考は違うと思っていて、面談を進めていく中で自分にマッチしたインターンだと気づくかもしれませんし、本命のインターンがあったとしてそれが受かるかもわかりません。

 

また、面談するだけでも今後の就活で重要な判断材料になると思っています。なので、自分は興味がある会社さんのインターンはどんどんエントリーしています。

 

実際週に4、5社ぐらいのインターン選考をこなしていますが、サイトで見るよりも実際に面接官の方と話す方が会社と自分の相性がなんとなくわかります。


面接官の方の質問内容や回答への返答などから会社のニュアンス?や、新卒エンジニアに対して求めていることなどの違いも垣間見えます。

 

それだけでとてもインターンにエントリーした甲斐があると感じています。

 

2. 競プロを始めた

前々からずっとやりたいな〜とは思っていたんですが、なかなか手が出せませんでした。

 

手が出せなかった理由は、競プロよりも第一に長期インターンを見つけなきゃ(実務経験が積みたい)という思いがあったからです。

長期インターンのために、業務に必要な技術を身につけなきゃ!成果物を作らなければ!と躍起になっていました。(今思うと時間を無駄にしちゃったなと感じます。)

 

最近やっと、週4日程度業務としてコーディングできる環境を作ることができたので、ついに競プロに挑戦してみました。

 

計2回ビギナーコンテストに参加しましたが、なかなか思うように結果が出せていません。

ただ、自分はめちゃくちゃ競プロが楽しくて熱が入っているのでこれからどんどん頑張りたいと思います。

 

3. ISUCONの個人スポンサーになった

昨年初めてISUCONに参加したのですが、全く勉強しなかった結果非常に悔しい思いをしました。(スコア:4000)

今年こそは絶対にリベンジしたいと思い、予選参加確定枠の個人スポンサーになりました。

15000円と学生には痛い出費でしたが、これで逃げることはできなくなりました笑

 

終わりに

とまぁ最近の近況はこんなところかなぁと思います。

ありがとうございました。