MacBook Proが突然動かなくなった話

 

はじまり

 

今回の問題が起こった私のPCの情報がこちら

 

  • 発生日:2021/4/13
  • MacBook Pro 2018年モデル
  • macOS Big Sur version 11.2.3

 

不具合が起こったさいの時系列です。

大学でMacを使って作業を行っていてひと段落し、眠くなったのでたまっていたアプリケーションのアップデート(10個ほど)を開始してその間に仮眠をとることにしました。

 

うっかり1時間ほど椅子に座ったまま寝てしまい気づけば暗くなっていました。

Macを見るとまだXcodeのアップデートが2割ほど残っていて、さすがに帰ろうと思いアップデートを一旦キャンセルし帰宅しました。

 

帰宅し、出かける用事があったので再びXcodeのアップデートを行い外出。

帰宅し風呂なども済ませ、Macを開くとアップデートも無事に終わっていました。

しかし作業を行おうとするとアレ、おかしい 

 

地獄はここから始まった、、、、

 

症状

初めにデスクトップのファイルをプレビューを開こうとするとおかしいファイルを開く時間が15秒ほどかかる。閉じるためにはさらに倍以上の時間がかかる。

とても作業なんてできたもんじゃない

 

時間をかけてMacの状況を確認すると下記の通りでだった。

  • Finderが激重
  • 基本的にだいたいテキストファイル、画像ファイル、PDFなどの操作(開く、閉じる、上書き)が激遅
  • ChromeやDiscord、Slackなどは問題なく動作する
  • Word、PowerPointは保存できない(保存しようとするとアプリがフリーズ)

私は普段プログラミングを書くのでこれではお話にならない、、、

 

試み

あまりPCに詳しくなりませんが思い当たった原因は症状的におそらく

  1. メモリ使用率がかなり高く開く余裕がない
  2. OS最新版による不具合、OSのバグ(Finderのバグ)
  3. Xcodeの最新版による不具合
  4. SSDが逝った

これらの可能性が考えられました。

 

1の可能性

一応メモリは拡張していて16GBです。

メモリの使用率は日常的にチェックしていますが、だいたい80%を超えることはありません。

一応開いているアプリケーションを終了しメモリ使用率をかなり低くしましたが、症状は改善せず、、

 

2の可能性

調べてみたところセーフモードで起動しOS再インストールで改善する可能性があるとの記載が、、、

実際にセーフモードで起動し

  • OSの再インストール
  • キャッシュの削除
  • ディスクユーティリティによるFirst Aidの実行
  • Finderの設定の初期化

3の可能性

Xcodeのアップデートした後に不具合が起こったのでXcode関連でいろいろ(再インストール)やってみたが、改善せず

4の可能性

これに関してはどうしようもない

 

ここまでで丸三日を費やしました。

 

 

もう打つ手がないという状況

 

appleの公式サイトで似たような状況で質問をしている方がいました。その質問では結果的に解決できていなかったのですがその質問に対する回答で「別ユーザーを作成してみたらどうなりますか」という回答がありました。

 

もうこれぐらいしか試すことがなくなってしまい別ユーザーを作成してみるとなんと快適にサクサク動きました。この時点でハードウェアに問題がないことを確認できました。

 

別ユーザーの環境を整え最低限作業を行えるようにしました。

 

もうあきらめがつき新ユーザーに切り替えることにしました。

 

原因

 

新ユーザーのほうで約2週間ほど作業をしてだんだんと慣れてきたころ、外出先でiPhoneで写真フォルダを開くと「読み込み中」と表示され写真を開くために数秒かかっりました。

 

通信制限のせいかと思いましたが、そもそも読み込み中と表示されるということはCloudから写真を読み込んでいる、あれどこかでも似たようなことが、、、まさか、、、、

 

と思い家に帰宅後iCloud重いと検索すると一度サインアウトし再びサインインすれば改善されるとのこと。

 

実際に再びサインインし恐る恐るファイルを開くとなんと快適に、、、、

 

数日間時間を溶かした不具合がなんと解決しました。